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救急外来看護師3年目の冬  ~初めて独りで任されたカテーテル検査の対応で学んだこと~2025.12.12

こんにちは。救急外来で働いて3年目の看護師、GOです。

今回は、私が初めてカテーテル検査の対応を一人で任された時の経験について書きます。

救急外来に配属されてから丸2年。少しずつ仕事にも慣れてきた頃でしたが、この日の出来事は今でも鮮明に覚えています。

GOさん、今日のカテ室の対応お願いね。ひとりでやってみよう!」

先輩からそう声をかけられ、ものすごく緊張しました。

今までは、検査中にサポートとして入っていただけで、メインで任されるのは初めて。

「大丈夫かな」「準備漏れは無いかな」「緊急対応になったらどうしよう」

不安でいっぱいの中でしたが、患者さんの命がかかっている現場で、迷っている時間はありません。

★カテ検査前の準備で意識したこと

私がまず頭の中でリストアップしたのは、看護師として最低限押さえておく準備でした。

心の中では「もし自分がこの患者さんだったら、何をしてほしいか」をイメージしながら準備していました。

★検査中は「冷静さ」と「想像力」が勝負!!

ドキドキしながら検査がスタートしました。スムーズに検査が進められていく様子に少しずつ落ちついて来たころ…

血圧低下と徐脈。一瞬、全身が冷えました。

でも、これまで何度も先輩たちが冷静に対応していた場面を思い出し、行動あるのみ!

その後、患者さんの状態も安定し、検査は無事終了しました。

★検査後の観察でも気を抜かない

穿刺部位の観察やバイタルの継続モニタリング、出血や血腫の有無などにしっかり注意!

「”準備”と”想定”ができれば、少しだけ自信につながる」

そんなことを学びました。

★最後に

初めてのカテ対応は、誰でも緊張すると思います。私は今でも「大丈夫かな」と思う瞬間はあります。でも、ひとつ一つの経験が、確実に自分の成長につながっていると実感しています。

終わってからわかったことですが、私の気付かないところで、先輩がこっそり様子を見に来てくれていたそうです。()

これからも、患者さんにとって安心できる存在でいられるよう、一歩ずつ成長していきたいと思います。