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訪問看護ステーション&居宅介護支援事業所の電子システムのご紹介2024.08.30

看護副医療長 米増 雪子

20247月、訪問看護ステーションと居宅介護支援事業所に電子システムが導入されました。株式会社カナミックネットワーク社のクラウド型情報共有システムで、事業所には専用のパソコンが設置されています。職員は訪問の際に、専用のiPhone(端末)を携帯して利用者さん宅へ向かいます。訪問先では、この専用のiPhone(端末)から利用者さんの治療方針や内服薬情報、看護記録などを確認でき、体温や血圧の値、観察した内容を入力でき、音声入力もできます。利用者さんにサービスについて説明する時はIPadを使用することもあります。とても便利です。他にAIによる訪問ルートの選定、統計や経営分析、記録類の管理などもできます。これらを上手く活用していくことで業務効率の向上が見込めます。しかし便利な反面、個人情報が含まれた専用のiPhone(端末)を持ち出すことで個人情報漏洩のリスクは高まります。職員一人ひとりが個人情報の保護につとめながら適正かつ安全にこのシステムを活用し、効率的で効果的な訪問看護・居宅介護サービスの提供を目指してまいります。