認知症短期集中リハビリテーションのご紹介

 

 在宅復帰、生活機能を改善するためのリハビリテーション

 

私たちは、常に様々なことを考えながら行動して、生活を送っています。

もし適切な判断ができないようになってしまうと、今までの生活が徐々に送れなくなり、周囲を困らせてたり、驚かせてしまうでしょう。

認知症のリハビリは、その行動を理解し、どのように補っていけばよいかを基本として考えています。

そして言葉かけを大切に、脳機能を活性化する様々な取り組みを通じ、行動の改善を目的に行うリハビリです。

 

効果について

・全国老人保健施設協会が、国や老年医学の専門家の協力を得て実施した調査研究で、「認知症短期集中リハビリテーション」はきわめて有効で、臨床的認知症重症度の進行予防、心の健康維持(意欲、活動性)を通じて、日常生活動作の改善が認められる。

さらに周辺症状の改善によって、在宅系居所への復帰効果が期待されるとの結果を得ています。

・当施設において、平成26年4月〜平成27年9月に認知症短期集中リハビリテーションを実施した方の実績報告       

〜ICFステージングの変化より〜

 [認知機能を維持・向上された方の割合] [移動・日常生活動作を維持・向上された方の割合]    

 

リハビリプログラム 

・作業療法・運動療法・音楽療法・学習療法     

・回想法・現実見当識訓練・日常生活動作訓練                                 

これらを利用者さんひとりひとりに合わせて、リハビリテーション専門職が、専門的な視点で評価を行いプログラムを実施します。