【重要】新型コロナウイルス感染についての報告(第2報)

2020年08月03日

 その後の経過についてお知らせします。730日に所轄の四條畷保健所と相談の上、731日に接触の多寡に関係なく、PCR検査で陽性者が出た病棟に関係した医師(12名)、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士(合計21名)と残りの患者さん(26名)合計59名のPCR検査を実施しました。結果は81日に判明し、作業療法士1名にPCR検査結果が陽性でした。残りの58名(患者さん、医師、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)は陰性でした。今回のPCR検査で陽性となった作業療法士は、現在無症状です。また、最初のPCR検査で陽性が出た患者さん(感染症指定病院に転院済み)との接触につきましては、マスクを着用下に短い会話をするなど、わずかな接触はあったようですが、職員のうちで最初にPCR検査で陽性が出た看護師1名、介護士1名との接触はありませんでした。

 

 病院の対応では、所轄の四條畷保健所と相談の上、以下のように行っています。

 PCR検査で陽性になった3名の職員は現在無症状で、1名は病院に経過観察入院、1名は宿泊施設にて療養、1名は自宅で療養中です(保健所の指示による)。

 PCR陽性の患者さんと濃厚接触したと同定された医師1名、看護師4名は全員PCR陰性で、現在無症状ですが自宅で健康観察中です。

 PCR陽性の患者さんと濃厚接触したと同定された患者さん5名(全員PCR陰性)は、病室のゾーニングを徹底し、健康観察を行っています。83日現在、発熱、呼吸器症状などはありません。リハビリは病室内で行っています。 

 また、当該病棟のPCR陽性患者さんと接触のなかった他の患者さん26名(全員PCR陰性)につきましては、健康観察を行うと共に、リハビリは病棟内で行っています。

 

 今後の診療について

 ①当該職員3名はPCR検査陽性判明以降、経過観察入院、宿泊施設入所、ならびに自宅療養し、当院に勤務していないこと、 ②濃厚接触のあった職員も自宅療養し、当院に勤務していないこと、 ③PCR陽性患者さんと濃厚接触したと同定された患者さん5名は病室のゾーニングを適切に行っていること、 ④当該病棟の入院は7月28日以降止めていること、 ⑤病棟職員の個人用防護具の適切な使用など院内感染対策を適切に行っていること、 などから所管の保健所の指導・助言を得て、当該病棟の入院受け入れ中止を継続し、他病棟での医療活動は入院も含めて通常どおり行っていきます。

 なお、外来診療については4月からの電話対応を継続します。

 

わかくさ竜間リハビリテーション病院

院長 錦見 俊雄

 

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