ブログ:ノロウイルス感染性胃腸炎対策
2017年01月12日
当院は、平成24年12月17日「感染性胃腸炎の集団発生」を報道機関に自主公表しました。それ以降、病院名を告げると「あーノロ感染の」と言われることもしばしばです。今でこそノロウイルス集団発生のニュースは珍しくなく、風物詩のようになっていますが、当時はまだ、はしりで病院名を全国に馳せることになったのです。
この体験を生かし、ICT(Infection Control Team:感染対策チーム)は対策を全面的に見直しました。職員の意識改革と実践の積み重ねにより、患者さんのノロウイルス感染には至っておりません。
研修は職員と業者を別枠(関わる業務に応じた対策内容)で実施
11月~2月をノロ対策期間とし、下痢・嘔吐物は全て「ノロ対策セット」で迅速に処理
【ノロ対策セット】
①ダンボールバイオハザードに、
②必要物品を入れてノロ対策期間、各部署に常備。
職員が感染源にならないよう指導
職員の質問や疑問をマニュアル化
<医療安全部 感染対策チーム>