看護の想い

 

看護の目標

社団看護部目標

『ありのままを受け止め心に寄り添う看護ができる』

 

看護部基本方針

1.ひとりひとりの尊厳を守り、「自分らしく生きる」を支援します

2.思いやりの心と笑顔で対応します

3.常に実践を振り返り、質向上のため自己研鑚に励みます

 

看護の役割

老健における看護職の主な仕事内容・役割は、利用者さんの健康管理で、発熱の有無や呼吸の状態の観察、血圧などのバイタルチェックを行います。また、薬の管理、全身状態が悪化したときは、施設長(医師)や併設病院の医師への連絡を行います。状態によっては、急性期病院などへの受診の付添いも行います。

施設では、看護職が24時間ケアにあたっています。管の管理(胃瘻、腸瘻、膀胱瘻、尿道カテーテル)、褥瘡などの処置、人工肛門の管理、在宅酸素、点滴、注射(インシュリンなど)、たんの吸引など、医療ケアの必要な方、難病の方の受け入れも可能です。

ご自宅に戻られる際、ご家族が処置(胃瘻の管理やインシュリン注射など)に不安をもたれている場合は、模擬体験を通して処置の方法をご説明し、不安の軽減に向けた支援させていただきます。

他の職種と協力して、食事の摂取状況の確認や入浴時に皮膚の観察を行い、異常の早期に発見につとめています。

また、竜間之郷では、看取りのケアも行っています。終末期にある方が、死を迎えるまで、できるだけ苦痛がなく、自然に「その人らしく」最期を迎えて頂けるよう、医師をはじめ他職種と協働で利用者さん、ご家族を支援いたします。

 

利用者さんの心に寄り添い、心をつなぐ看護

 

~在宅復帰の架け橋となる~

利用者さんは、施設で過ごされる日々そのものが「生活リハビリ」で、私たち職員はずっと心の支えになりたいと思い、ケアに携わってきました。

利用者さんと手をとりあった瞬間から、目標達成への共同作業がはじまりました。さぁ、あとひと踏ん張り。笑顔で自宅に戻られる日は、もうすぐそこに来ています。